臼杵山 真言宗 天光寺

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企業研修の感想文・体験談

  • 私は小中高とそれなりに厳しい部活(クラブチーム)で育ったため、体力・精神力は人並み以上にあると自負していた。しかし、成績としてはやはり人並み以上であり、日本や地方を代表するようなずば抜けたレベルではなかった。それを体格等の転生やセンスの差として片付けている自分がいた。今思えば精神力という面でまだまだ妥協している所があったのだなぁと感じる。

    その点で言うと、今回の行体験は本気で精神面が追い込まれる環境に置かれたため、限界超えるまでやり抜く機会を通じてまた新たな自分に生まれ変わったような気がした。特に私は正座が苦手なのだが、行では所々正座をしなければないシーンがありそのシーンとは主に大切な言葉を述べているが多いので自分一人が崩れ落ちてしまうと場が台無しになる。

    自分が正座を崩すことによって連帯責任で最初からやり直しになって他の人につらい思いをさせたり、食事の言葉を述べている最中にやらかしてしまったらご飯が食べられなくなるかもしれない。そのことを思うと辛かったが崩す訳にはいかなかった。一日目の途中では自分の意志と関係なく足が痙攣して立てなかった。日頃から行をやっている人達にとってはまだまだかもしれないが、精神力だけで体を持たせたという経験が高校卒業以来だったので、ここのところぬるま湯に浸かってきた自分には良い薬になったと思う。社会人にとっても同じでこれから体力的、精神的にキツくなる生活が待っていると思うが、その中でどれだけやり切れるかというところはどちらかというと体力面より精神面のほうが大きい。

    また、先程の正座の話に紐付づけるならばそこで自分が自分に負けることによって、取引先との関係、自分を置いてくれている会社のメンツなどが丸潰れになってしまうかもしれない。人間が誰かとの関係によって存在していける動物である以上、これからは自分に負けることで周りにも影響をおよぼす結果にもなるのである。 そう考えた時にこの行体験は社会人としての生き方の縮図でもあったのかなと筆を走らせている現在、思うしかし、行体験をしたからといって自身を持って強いと言えるわけではない。これから先自分に負けそうになった時に今回の経験を思い出して「あの時あんな事をやってきたのに、今そんなこともやり抜けないのか」と自問しながら本当の強さを身につけていきたいと思う。ちょうど学生と社会人の節目の年、新しい挑戦をさせて頂けたことに感謝致します。
    ありがとうございました。

    今回、私は二人の内定者を率いるインストラクターと、修行を体験・実践する若手社員との二つの役割で参加をさせて頂きました。今回の一番の目的であった「限界突破」に対しては、内定者2名とも(そして私も)体験出来たので、結果として、インストラクターとしても体験者としても非常に良かったと思います。

    内定者の本研修に臨む姿勢も、今後に期待が持てるものでした。「ここに住んでいらっしゃる方を超えることを目指そう」をキーワードに、苦手な正座に長時間耐えたり、一番大きな声を出し続けたり、普段掃除をしていないであろう場所まで積極的に掃除をしたりと、社会に出てからも必要な主体性や忍耐力に気付き実践してくれました。そのような姿勢を基本とし、それぞれ滝行や正座にて限界まで挑み続けてくれたことは今回の趣旨もしっかりと理解し、常に意識をして取り組んでくれたことの成果を感じ、二人を評価したいと思います。

    また体験者としては、肉体的に非常にハードであり、目指していた限界突破を経験しながら、日頃の生活の中で求められているものを感じ取ることが出来ました。例えば、千回同じお経を唱える修行は時間のかかる業務をやり遂げる感覚に似ていましたし、余計な所までそうじをするのはお客様に提出する資料の見直しをする感覚に似ていましたし、信じられないくらいに低い水温に強烈な痛みを感じる滝行で一度出てしまってもまた入っていくことは、自分の未知の体験を恐れずに苦しくてもまた挑戦する気概を学べました。

    まだまだ修行の中で、改善すべき所もありますが、今回学んだことは、日常の中でも意識・実践していきたいと思います。

    今回は事前にカリキュラムを頂いており、来る前から色々と覚悟を決めて参加をしましたが、思っていた以上に厳しい内容でした。「限界突破」を体験させ、己と向き合う良い体験なので別の機会も検討したいと思います。その際には、修行を一般人と圧倒的に差がある方にもインストラクターをお願いしたいと思います。