護摩供養、護摩焚き・祈願
大護摩は、密教独自の秘法であり、本尊大日如来の教令転身である不動明王の善導により、仏様の御心と私たちの信じる心が一体となり、心願成就に絶大な効果を発揮します。
護摩木を焚くことで、煩悩を焼き、心願を仏様にお伝えることができます。
また、護摩供養で、祈願・開眼した護摩札は、不動明王の分身であり、常に私たちをお護りくださいます。
護摩焚き参加ご希望の方、また護摩木、護摩札をご希望の方は護摩札・護摩木注文フォームか、お申込書にご記入の上、FAXで申し込み下さい。
護摩焚き祈願・祈祷
貸し切り(願主立ち合い)・・・八万円以上
特別祈願護摩札特大 三万円
特別祈願護摩札 二万円
特別護摩札 一万円
普通護摩札 五千円
護摩木(大) 八百円
護摩木(小) 五百円

ご祈願のご本尊について
天光寺でのご祈願は、すべて大日如来(金剛界)をご本尊として行っております。
護摩祈願について
毎月28日お不動様の縁日に護摩焚き供養を奉修いたします。
多くの信者様、縁者様のご参列をいただきましたことを心より深謝いたします。
厳粛ななかに焚かれた焔に信者様、縁者様の願い・想い、そして不動明王様のご法力が導師様によって一つになり無量のご利益に恵まれます。
密教の修法として、一般によく知られているものに「御護摩」があります。御護摩とは、真言密教の秘法で、人々を高い精神的境地へ導き、即身成仏に至る修法として重要な意味を持っています。
御護摩は、「供物を火に投げ入れて祈願する」という意味のサンスクリット語「ホーマ」の音写で、密教儀礼として内容を整えたものです。
密教では、護摩木を煩悩、火を智慧の表示とし、智慧の火で煩悩の護摩木を焼き尽くすことを意味しています。
厳粛ななかに焚かれた焔に信者様、縁者様の願い・想い、そして不動明王様のご法力が導師様によって一つになり無量のご利益に恵まれます。
護摩法の成り立ち
護摩はサンスクリット語のホーマを音訳したもので、それを書き写したものです。護摩は捧げものをするという意味で、護摩法の成り立ちはインドで紀元前2000年ベイラ聖典に出てくるバラモン教の儀礼で、紀元後5世紀ごろに仏教化したものです。
現在では密教寺院では護摩を行われています。護摩の炉に細く切った薪を燃やし炉中に供物投げ入れ、火の神が煙と供物を天に運び、天の恩恵を授かるための儀礼です。かつて仏教ではヒンドゥー教やバラモン教の宗教儀礼を取り入れ、仏教思想を位置付けようとしましたが、護摩もその一つなのです。
バラモン教の護摩は除災招福という現生利益を目的としているのに対して、密教の護摩は精神的な向上や解脱を目的としています。
御護摩の功徳
天光寺での護摩焚きは、大日如来の「身」「口」「意」の神秘的な働き「三密」を我々と一つにさせ、智慧の浄火であらゆる煩悩を焼き清めるために行われます。
密教における現世利益を考えるとき、この御護摩の修法は重要な意味を持ってきます。この効果のほど、はなはだしいものがあります。 その御護摩が、私達一般の人間に一番身近な修法であるというところにも、密教の不思議さがあります。
毎月28日お不動様の縁日に護摩焚き供養を奉修いたします。多くの信者様、縁者様のご参列をいただきましたことを心より深謝いたします。
厳粛ななかに焚かれた焔に信者様、縁者様の願い・想い、そして不動明王様のご法力が導師様によって一つになり無量のご利益に恵まれます。



護摩行の目的
密教で、不動明王を本尊とし、その前に作った護摩壇で護摩木を焚いて仏に祈る行法。
木は人の悩みや災難を火で焼く。火は智慧や真理を表す。息災・増益・降伏などを祈願する。即ち自身の供養、即身成仏である。


護摩木・護摩札とは
護摩木と護摩札は違う物です。

令和5年 厄年表

※生まれた年を1歳とする「数え年」で表記しております。
護摩祈願のながれ
1.天光寺事務所前受付にて「申し込み用紙」に必要事項をご記入下さい。
2.護摩祈願料をお納め下さい。
3.祈願時間の15分前には本堂へお入り下さい。
4.天光寺僧侶が護摩祈願を行い、 祈願・法話の後にお札をお渡しいたします。
5.お授けした護摩札は皆様の心を形に表したものです。大切に持ち帰り、いつも見える場所へお祀り下さい。
護摩木
護摩木に自身の願い事を書き、火の中に入れ祈願する。
護摩札
護摩札には願主様名と、願(朱書き)が記されます。護摩札には不動明王の梵字が記されています。不動明王を通して自身を清め、願い事を叶えて頂きます。
一体ずつ、御護摩の火龍の如く立ち上る火焔を通し、本尊大日如来様の教令転身である不動明王の法力を宿します。
護摩行の現在の方法
御護摩を「焚く」「焼く」を意味するサンスクリットのホーマを音訳して書き写した語である。インドでは紀元前2000年頃に出来たヴェーダ聖典に出ているバラモン教の儀礼で、仏教には釈尊入滅約500年後に発生した大乗仏教の成立の過程でバラモン教から取り入れられた、と考えられている。その為、御護摩は密教にのみ存在する修法であります。