臼杵山 真言宗 天光寺

東京都西多摩郡檜原村にある天光寺では「企業研修」「社員研修」を行っております。「除霊」「お祓い」や「水子供養」「先祖供養」「護摩焚き(供養)」のご相談はもちろん、「ヒーリング」「体験修行」「滝行」「写経」「瞑想」といった半日体験修行ができます。

感想文・体験談

体験修行の感想文・体験談

私は今回自分がかかえる心の病を直すべき天光寺の体験修行に参加させていただきました。 自分が考え、行動をおこしての参加ではなく、友人の勧めで半強制的な感じでの参加でしたので、行が始まるまでは不安と不満を感じながら、でも友人が私を思ってくれたうえでの行動である事を感謝しながら複雑の気持ちでいっぱいでした。友人と天光寺へ二人で訪れて、住職先生のお話を伺い私の抱える心の病「ギャンブル症候群」が単なる精神的な病気とばかり言えず、何か、目に見えない力に影響しこのような病気になる場合もあると聞きました。私にはそんな事があるのだろうかと思う反面、どうしてもこの病気を克服したい。しなければいけないので、この修行で精神的に強い自分になりたいと思いますし、前世、霊等の影響を受けてやっている行動ならば、自分の中からはきだしてこの先を進んでいきたいと思いました。先生のお話の中に今の時期では大変厳しい滝行があると伺いましたが、その行を受ける事で、私の中に溜まっている悪いものを洗い流しくれるのであれば、進んで行を受けたいと思いました。

十二月十六日から始まった、私の修行ですが、今日まで様々な体験をさせて頂きました。川行、滝行は大変厳しくつらいと感じることも正直ありましたが、この季節ですから寒いということを除けば、川に入った後、滝に打たれた後は、意外に何かがスッキリするという気持ちになったのが大変不思議でした。

それも川行を二回、滝行を二回受けさせて頂いたのですが、一回目よりも二回目が、一回目のつらさを覚えている分倍のつらさを感じるのかと思っていましたが、こういうのも慣れというものができるのか、案外受けた後の寒さつらさが少なかったのにも驚きました。何かの機会があれば、他の人へどんどんすすめてみたいと思った位です。また、私が今回の修行で一番感じたことは、お寺の修行という事で、厳しい修行が待っているのだろうなあと参加していたのですが(友人は、私が逃げ出す事を心配していたくらいです。)自分自身と向き合う時間が大変多いという事で特に就寝前の瞑想の時間が、私にとって大変お気に入りの時間となっています。

また、腹式呼吸と声出しの練習として設けられる午前中の時間が、太陽の光を浴びながら瞑想状態で腹式呼吸の練習をし、声出しの練習もする、この時間がまたお気に入りです。なぜお気に入りかと言いますと、瞑想の時間は、CDに収録されていた曲を聞きながら過ごす単純な時間のようなのですが、それこそ、学校の音楽の時間等は寝て過ごしていたような私ですが、眠ることなく、曲を聞きながら今まで過ごしてきた事、あった事、自分の子供の頃、学生の頃、結婚した頃、子供が生まれてきてからの事など、様々な昔の事が頭の中に浮かんできて、子供たちの顔が出てきた時は思わず涙が流れてきてしまった程、入り込んでしまった自分がいる事にびっくりしてしまった位でした。そして改めて、自分のしてきた事の過ちを反省し、これからの生活に生かしていきたいと思います。

また、午前中の腹式呼吸の練習が好きなのは、太陽の光を浴びながらやるこの練習は、十二月で寒いはずの外での練習なのに、太陽のエネルギーを受けてポカポカと暖かく、瞑想状態と同じようになれる事が最高に気持ちが良かった。

私は、この修行に参加できて、本当に良い経験をさせて頂いたと思います。厳しいだけの修行であれば、こうは思わなかったと思います。自分自身と向き合う時間が、自分を反省させ、次への糧となり、自分の中にできたモヤモヤを滝行、川行によってスッキリさせる。この二つがあったからこそ、私は参加させて頂いて本当に良かったと思います。

そして私は、こちらで学ばせて頂いたことをこれからの生活に生かし、償うべきものは償い、一日でも早く失った家族を取り戻せるよう頑張りたいと思います。