臼杵山 真言宗 天光寺

東京都西多摩郡檜原村にある天光寺では「企業研修」「社員研修」を行っております。「除霊」「お祓い」や「水子供養」「先祖供養」「護摩焚き(供養)」のご相談はもちろん、「ヒーリング」「体験修行」「滝行」「写経」「瞑想」といった半日体験修行ができます。

感想文・体験談

企業研修の感想文・体験談

社員研修が終わった今、私が思うのは天光寺に来て良かったと言うことです。来る前から厳しく、きついんだろうなと考えて居ましたが、予想以上でした。

一番初めの挨拶の作法からやられました。元々正座が苦手だった私は足が痺れないコツなどをネットで調べて研修に挑んだのですが、両足とも見事に痺れました。しかしこれは本当に始まりに過ぎませんでした。

光明真言千回、二時間半以上にも及ぶ読経は気が遠くなるものでした。初めのうちは一生懸命唱えて居たのですが、眠気が襲って来て、何を言っているのか分からなくなりました。途中から目が覚めて来たので光明真言を覚えようと思い、経本を見ずに言う様にしました。そこから心が無というか、唱えることが気持ち良くなってきました。最後は喉がからからで声を出すのが苦しかったけれど、気が向いたらまた家で唱えてみるのも良いかもしれないなと感じました。

次がメインイベント、三禮でした。光明真言からの三禮は本当に辛かったです。もう最初の方からしんどくなり、100回も出来るのか不安を感じました。太ももが悲鳴をあげ、床に手を突かないと立てませんでした。伏せる度に膝と手首が床に勢いよく当たり、痛くてたまりませんでした。ギブアップしたいと思いながらも横を見ると頑張っている仲間がいる。皆の頑張りが私の弱い、負けそうな心を支えてくれました。やり終えた時の達成感はたまらなかったです。赤くなった膝、手首、額は頑張った証だと思うと、ちょっと愛おしく感じました。

一日目の最後と、二日目の最初のプログラムは写経と写仏でしたが、これは個人的にとても楽しかったです。昔習字を習っていたので、久しぶりに筆を使えることが嬉しかったです。ただ、今までのプログラムでヘトヘトになった身体でずっと正座をして書くのはきつかったです。出来上がった物をみて、本当に自分の心が筆を通して現れているように感じました。

研修の最後は、お百度参りだったのですが、これも少し楽しかったです。それはきっと天気が曇りで、熱くも無く寒くも無く、涼しくて気持ちが良かったからだと思います。心が無になり、やり終えた後はさわやかな気持ちになりました。

研修を通して、自分の甘えた心に渇を入れて貰えました。今、私の心はとても穏やかです。精神的にも肉体的にも鍛え上げられ、自分自身が少し成長出来た様な気がします。また一人では無く五人だからこそ最後までやり通せたのだと思います。仲間の大切さを改めて感じる事が出来ました。貴重な体験をありがとうございました。