臼杵山 真言宗 天光寺

東京都西多摩郡檜原村にある天光寺では「企業研修」「社員研修」を行っております。「除霊」「お祓い」や「水子供養」「先祖供養」「護摩焚き(供養)」のご相談はもちろん、「ヒーリング」「体験修行」「滝行」「写経」「瞑想」といった半日体験修行ができます。

感想文・体験談

体験修行の感想文・体験談

三泊四日させて頂きました。

仕事で疲れており、今までの日常生活は甘ったれた人生を送ってきた為、精神鍛錬が必要だと思い修行体験が出来るお寺を探しました。

天光寺さんでは滝行も行う事が出来るということで、HPを見てすぐに体験を申し込みました。

都心を離れ自然の多い山の中にある天光寺さんでの修行体験は自分が求めていた以上のものでした。

天光寺さんに到着してすぐに発声練習が始まり、担当してくださった方のエネルギーのこもった声の大きさに圧倒され、三泊四日に修行に耐えることが出来るか心配になりました。

しかし発声の仕方を習いお腹から声を出すようにすると、人見知りの自分とは思えないような大きな力のこもった声が出るようになり、お腹から全身にかけて熱くなり運動をした時のような汗が出てきました。それと同時にそれまで個々の中で考え込んでいた様々な事が薄れていくのを感じ、多くのストレスから解放された気がしました。

発声練習は四日間とも行い、回数を重ねるごとに力強い声が出せるようになり、また活きた声はこのようにして出すのかという事を学びました。その声の出し方を基に読経に取り組み四日間で昼夜共に多くの時間を作って頂きました。お経を読んだ事の無い私は、お経のテンポやどのように読めば上手く読めるのか中々掴む事が出来ませんでしたが、姿勢と読み方のコツを習い、光明真言を覚える事が出来ました。読経を続けていると段々と余計な事を考える事が出来なくなっていき、読経後は頭がクリアになる為自宅でも時間を作り読経を続けていこうと思います。

天光寺で何より驚いたのは先生の存在です。初めてお会いした際にお話を伺っていると、室内のロウソクが強くなったり大きくなったりしているのを感じました。その後ヒーリングの見学をさせて頂いた際にはどんどん部屋の温度というより空気が熱くなっていくのを感じ、終了した後からは段々と涼しい空気が流れていくのを体感しました。

普段霊感などは全く感じませんが、その空気変化ははっきりと感じる事が出来ました。

先生が何度かお話しくださった手当の話にとても感銘を受け、看護師という職業柄手当という言葉をもっと考えなければならないと思いました。自分が治りたいという意志を持つ事と、相手を本当に治してあげたいと思う心を持って気を送る事が手当てをする上で最も重要である事を改めて学びました。その手当についても実際に私に向けて行ってくださり、腓腹の一部に気を込めながら一押しされると左足から脳、そして右足へと急に温かくなり、そこから半日ほど背中全体から熱を放出している感じがしました。その日は右腰に痛みを感じていましたが、一押しされてから少し経つと腰痛が無くなっていました。

また夜もいつもより寝つきがよく、深い眠りについている事を感じ、朝は起床時間よりも一時間以上前に鳥のさえずりで目を覚ます事ができ、天光寺の外の川辺に座り、新鮮な空気を朝から堪能する事が出来ました。

楽しみと不安が入り混じった滝行も滝行も水に初めて浸かった時は全身の血液が冷たくなっていくのを感じ、最後まで行う事は無理かもしれないと思いましたが、「自分は今修行しているのだ」と言い聞かせ、少し経つとお腹から身体全体にかけて暖かくなっていくのを感ました。滝行の仲間が外から応援してくれていた事もあり、最後までやり抜く事が出来ました。

水から出るといつもより空が広く感じ、自分の視界が広くなったような感覚になりました。きっと心の疲れも滝行で流されたのだと思います。

三泊四日の業を続ける事が出来た一番の要因は、とにかくご飯が美味しかった事でした。精進料理というと味が薄く、決して美味しい物ではないという思いでした。しかし、天光寺では先生自ら調理場に立ち料理を作ってくださり、その味は本当に全部買って帰りたいと思えるばかりのものでした。それもそのはず、先生自ら厳選した材料を使い、出汁やドレッシングに至るまで全て手作りだからです。本当に出汁だけでうどんを食べたいと思えるものでした。これからも先生の言う病気には美味しいご飯が一番といった事を体験していると思います。都会に住み普段はジャンクフード等で過ごしている人達にも是非食べてもらいたいと思いました。

四日間を通じて心身共に回復する事が出来ました。定期的に心と身体のメンテナンスの為に天光寺さんを訪ねたいと思います。

最後に先生をはじめ、職員の皆様方、四日間のご指導本当に有難うございました。

この貴重な経験を今後の人生に活かしていきたいと思います。