臼杵山 真言宗 天光寺

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密教座禅と瞑想法の指導

瞑想法を用いて無意識(無我)層のもっと深い領域に入ることによって、様々な良い効果を得ることができます。
自己を輝かせ、もって生まれた「肉体」「感情」「精神」の健全さを取り戻してください。

姿勢は肩に力を入れず、緊張しないよう自然体で行います。

密教座禅・瞑想法

「密教座禅」のポイントは正心・調息観(ちょうそくかん)で全身の細胞から不浄な気を絞り出し、全身をリラックスさせ雑念を払い、心を落ち着かせて呼吸をします。

現代人の多くは、座禅を組めません。身体が硬く背骨が固まっているのが原因です。背骨を伸ばすように心がけてください。背骨を伸ばすと内臓にとても良い影響があります。

長時間身じろぎしなくても、体を痛めない姿勢をとる必要があります。最もふさわしい座り方は、「座禅」です。
背骨を真っ直ぐ垂直に立て、重力と釣り合わせるような姿勢で座禅してください。座禅ならば、長時間座っても、体を痛めることは、ありません。

意識層の奥深いところから響いてくる「高次の自分」に心と耳を澄ませ「自分には何が必要か」「自分が何をしょうとしているのか」を密教座禅瞑想法により、真我「大いなる目的」を悟ることができます。

瞑想を始める前に

瞑想を実践する時は、静かな部屋で一人になり、ゆったりと座り、深呼吸(肺まで深く息をし、頭を下げながら息をはきます)を5回以上繰り返します。

次に軽く目を閉じて十分位姿勢をただし、心臓を意識していると、その鼓動の音が聞こえてくるので、耳を澄ましてください。意識を研ぎ澄ましますと、肺と全身に血流を送り出していくのが分かるようになります。

次に全身の筋肉がリラックス(頭、両肩、内臓、手、足)するイメージをし、筋肉の張りが足先から抜けていき、全身がリラックスし気のエネルギーが広がっていくのを感じてください。

心身のこわばり

瞑想するときは、全身の力を抜いてください。

現代人は様々なストレスにさらされ、あちこちの筋肉を固くこわばらせています。
日常生活の中で、自分自身ではかなり、リラックスしていると思っていても、かならずどこかに力が入っているものです。

私達はストレスにさらされるたびに、身体に様々なこわばり(力)が積もり、それら引きずったまま生きています。 それらが度を越すと病気になってしまいます。

私達は、日常生活の中でストレスを、意識下に押さえ込んでいます。
瞑想をして力を抜いていくと、魂が癒されストレスから解放されます。

心の鎧

社会的に活躍している人ほど、現代社会のエゴの目的を追求する文化に染まっており、目に見えない「心の鎧(ストレス)」何着もまとっています。

たくさんの「心の鎧」を着込んだ人ほど満たされず、感性が鈍くなりなかなか癒されません。
肩の力を抜いて魂を癒し、「心の鎧」を一枚一枚脱ぎ、人生の生きる喜びを感じてください。

高次の自分と無意識

心の意識層の奥深いところから響いてくる「高次の自分」に心と耳を澄ませ「自分には何が必要か」「自分が何をしょうとしているのか」を瞑想することで、真我「大いなる目的」を悟ることができます。

私達が普段自覚できる意識層の奥底には、まったく自覚できない「無意識層(潜在意識)」が存在し、さらにその奥底に「集合無意識(超意識)」があります。

無意識層を発見したのは心理学者のフロイトです。
過去の辛い体験が、無意識層にトラウマとなって、自分自身でも原因が分からない特定の症状として、現われます。

日常生活では、私達は、意識レベルしか体験できません。
瞑想によって意識を拡大し、無意識レベルを体験できます。

真我「本当の自分」を見つめてこそ、自己実現が可能になり、宇宙の本質とつながることができます。

マントラとは

マントラとは、「真言」サンスクリット語の音訳で、祈祷や呪文のなどの意味をもち、音の組み合わせによって、ある種の力を秘めた言葉です。

マントラは、無念無想で唱えると強力な力が発揮され、霊的な意識集中のために欠かすことのできない方法論です。 修行者たちは、瞑想や祈りのときに、このマントラを唱えて、心を鎮めてきました。

特に、真言密教は、たくさんのマントラがあり、大切に人々に長年受け継がれてきたのです。

阿字観瞑想法

精神レベルの向上をめざす瞑想法と密教の基本的な実用技法が「阿字観」です。

密教の瞑想法に着目した西洋学者は、「西洋の精神文明の危機を救道は、東洋に伝わる瞑想の以外にはない」と言わしめるほどに、東洋の瞑想は西洋においても注目され、研究されています。

密教の瞑想法は、初心者でも容易に可能で、しかもその修行を続けていくうちに、必ずなんらかの成果を体験として実感できます。

意識の変化と思考の流れを客観的に分析し、それをさらなる修行に生かせる点が、他の瞑想法との違いです。

阿字観について興味のある方、詳しくはお問い合わせ下さい。

阿字観を実践する前に阿字観の基礎である月輪観を実践してマスターしなければならない。

  • ・阿字観も月輪観も同様に本尊を座った時の目の位置等を考えて本尊を壁とかに掛ける事。
  • ・香炉に線香を一本立てて三禮(床に両膝・両肘・頭をつけ手のひらを仰向けにして礼拝する、これを三度繰り返す。)する。
  • ・修行者はその本尊から約一歩離れて結跏趺坐にて座る。
  • ・阿字観が支障無く行われることを祈り合掌し、南無大師遍照金剛と三度唱える。
  • ・合掌しながら五大願を唱える。「衆生は無辺なれども誓って度せんことを願う。福智は無辺なれども誓って集めんことを願う。法門は無辺なれども誓って学ばんことを願う。如来は無辺なれども誓って事えんことを願う。菩薩は無上なれども誓って証せんことを願う。」
  • ・外五鈷の印を結び大日如来の真言を七度唱える。
  • ・月輪観・阿字観の順番で観法に入る
  • ・出定(静かに目を開き体には手をふれずに頭からつま先までさするようにする。)
  • ・回向文を唱える。
  • ・二番目と同じように三礼して終わる。

月輪観の本尊

月輪観の実践

本尊の前に座ったら呼吸は浅くなく、深くなく、何より大切なのは意識して宇宙に満ちた力を吸い込み体内の汚れを押し出すがごとくにそして息が苦しくならないよう大事に呼吸する。

呼吸が落ちついたらそれを維持しながら瞑想に入る。第一の段階は月輪を心に留め置き目を閉じていても見えるかのごとくになるまで意識を集中する。

一段階がうまくいったら第2段階の広観へ移る。広観は目を閉じても見えるように強く意識を集中させた月輪を自分の心の中に引き寄せる。

さらに精神中に引き寄せた月輪を立体の白い淡い光を放つ球に変化させこの球をどんどん大きくしてゆくのです。

まず、自分の体の大きさにそして家の大きさ、町の大きさ、国の大きさ、地球の大きさ、最後に宇宙全体を覆うぐらいの大きさの球になるように月輪を広げていくのです。

これが二段階の広観である。広観を何度も修することによって意識を限界まで広げる事が可能になるのです。

広観に成功したならば次に第三段階の斂観を行う。斂観とは広観を行い極限まで拡大した月輪を少しの間維持する。

月輪を安定した状態で維持させることができたら次にこの月輪を徐々に小さくして最初の大きさに戻していくのです。

広観と斂観によって阿字観の基礎、月輪観が終了する。

阿字観の本尊

阿字観の実践

月輪観により自分と仏との一体感を感じる事が出来て来たので次は一歩進んで御仏の御心を感じる。

すなわち我と仏と宇宙の本質である、つまり我即法界(果てることのない世界と自分とがひとつのものであると実感できたときそこに三昧の境地と仏の慈悲の心を感じとることができ初めて即身成仏の境地にいたることができるのです。

その境地に至ったとき本尊の満月輪の中の蓮華座の上の阿字をみつめ、心のなかに観想するうちに阿字はだんだん大日如来の姿となっていき阿字が大日如来そのものと変わってくるのです。

そのように観じられるようになることが阿字観の目的です。また、阿字を心の内に観じた後、この阿字を他の仏の梵字に変化させていき梵字を通じておのおのの仏を観想することができるようになるのです。

阿字観の修行によって最初にもっとも顕著に現れるのが意志の力によって虚空に阿字や月輪を形成する精神の集中力と強力な想像力です。

瞑想法の修行の成果として頭脳が覚醒する為、様々な一種超能力ともいえる鋭敏な感覚も養われたでしょう。それは不思議なことではなくもともと人間が持っている能力の一部なのです。

人は仏にも匹敵するぐらいの能力を秘めているのに、ほとんどの人が気づかずに一生を終わっているのです。もったいないことです。

人体は無意識の内に防衛本能が働き持っている能力のほんの少ししか使えないように封印されているのです。

その封印を解き放つ秘技の教えも密教のひとつなのです。

意識の集中

瞑想というと「一心に無の境地」になるように努めますが、初心者の方々は、雑念が浮かびます。雑念を客観的に眺めるのも瞑想の一種です。
その場合、自分の内側から出てくる様々なものを見つめ直せば、心の奥底に押し隠してきた影の部分と向き合い、統合することができます。
あまり、雑念にこだわる必要はありません。
雑念を消すためには、真言宗では、「阿字観」という密教の瞑想法があります。密教はあらゆる宗教の中でも、修行者の精神的実践を要求します。

瞑想

ストレスの解消、精神力の強化、心身の浄化、天性能力の開花(天命の発見)、意識の変容、深い休息、超感覚、超意識、その他。

瞑想法を用いて無意識(無我)層のもっと深い領域に入ることによって、様々な良い効果を得ることができます。
自己を輝かせ、もって生まれた「肉体」「感情」「精神」の健全さを取り戻してください。