臼杵山 真言宗 天光寺

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体験修行の感想文・体験談

二月二十三日から二十四日にかけて、天光寺で修行をさせて頂き、ありがとうございました。

私は、大学に入ってからサークル活動で競技かるたを行っています。

今まで、集中力を持って無心に札を取り続けていたことで、練習・大会で良い結果を出せていたのですが、ここ最近人間関係で悩むことがあり、かるたを集中して取れない時期が続いていました。

どうにかこの気持ちを整理し、今一度かるたに真摯に向き合い強くなりたい、と思ったことがきっかけで、今回体験修行に参加させて頂く次第となりました。

この体験修行を通して考えたことは多くありましたが、主に二つのことについて、感想を述べようと思います。

一つ目は、「自分自身の気持ちに正直でいることの重要性」です。

写経、写仏をしながら今の自分の思いを心にめぐらせていましたが、自分に嘘をつくことは自分を一番傷つけることになるのではないか、と感じました。

どんな時も自分の気持ちに正直でいて、その気持ちを大切にしていきたいと思いましたし、その考えが芽生えたことで今悩んでいる問題が少し楽に捉えられるようになったので、この経験に心から感謝しています。

二つ目は、「努力することの大切さ」です。

努力することは、とても難しいことだと私は思っています。

なぜなら、壁にぶつかる可能性が高いからです。

時につまずき、めげそうになる中でも、その試練を乗り越え、常に高きを目指すことは容易ではありません。

法話のビデオで、りんごの木の真ん中に実っているりんごが腐っていた場合、高いところのりんごを手にする必要があるといったお話があったと記憶しています。

常に高いところを目指して努力することの大切さが分かった一方で、私は、たとえ真ん中あたりに実っているりんごが腐っていなかったとしても、てっぺんのりんごを取りにいく姿勢を大切に、貫いていきたいと思いました。

私はどの物事に立ち向かっても、ゴールはないものだと思っています。

だからこそ、途中で妥協することなく、平均を目指すわけでもなく、常に高いところを目指して努力して自分なりに物事に向き合っていきたいです。

ここまでに記した二つのことが、私がこの体験修行にきて数多く学んだことの中でも、特に印象が深く、自分に影響を与えられた事柄です。

また、私は実家暮らしなので、あまり家事をしませんが、洗濯や掃除といった日頃母親が行ってくれていることを自分でしてみて、改めて母に対する感謝が芽生えました。

家で当たり前のように洗われた衣服があったり、綺麗な部屋で生活したりできることは本当に恵まれていることだと思うので、これからも感謝の気持ちを忘れず、そして時には手伝って生活していきたいです。

お寺での修行は、自分で申し込まない限り体験できないもののように思います。

今回の経験は貴重であり、今後の人生を豊かにしてくれるように感じています。

この体験修行を忘れることなく、日々研鑽を積んで参ります。

二日間、本当にありがとうございました。